抗がん剤治療後、新しく髪が生えてきたものの、強いうねりや縮れ、広がりなど、治療前とは違う髪質に戸惑われる方は少なくありません。
このような髪質の変化は、一般的に「ケモカール」と呼ばれています。
ケモカールがいつまで続くのか不安な方は、「ケモカールはいつまで続く?」のページもご覧ください。
「早く以前のような髪に戻したい」
「ウィッグを卒業したい」
「縮毛矯正をすれば、まっすぐになるのでは?」
そう考える方もいらっしゃると思います。
しかしYASUE TEAMでは、ケモカールだからすぐに縮毛矯正をする、という考え方はしていません。

まず大切なのは、今の髪の状態を知ること
抗がん剤治療後の髪の状態や変化には個人差があります。
同じようにうねって見える髪でも、髪の長さ、生えてからの期間、ダメージの状態、これまでの施術履歴などは一人ひとり異なります。
そのため、施術方法を決める前に、まず現在の髪を丁寧に確認することが大切だと私たちは考えています。

縮毛矯正を急がない理由
縮毛矯正は、髪のうねりを整えるための有効な美容技術のひとつですが、薬剤や熱を使用するため、髪に負担がかかる施術でもあります。
特に治療後の髪については、見た目だけで判断せず、現在の状態に施術が適しているかを慎重に見極める必要があります。
「今まっすぐにできるか」だけではなく、「半年後、一年後の髪まで考える」。
それがYASUE TEAMの基本的な考え方です。
すべてのケモカールに同じ施術はしません
YASUE TEAMでは、決められた薬剤や施術をすべての方に同じように行うのではなく、現在の髪の状態を確認しながら、その方に合った方法をご提案しています。
場合によっては、すぐに縮毛矯正を行わず、髪が伸びるのを待った方がよいと判断することもあります。
施術することだけが美容師の仕事ではなく、「今は施術しない方がいい」とお伝えすることも、髪を守るために必要な判断だと考えています。
KON式 ケモリカバリーストレートという選択肢
YASUE TEAMでは、抗がん剤治療後に生えてきたケモカールの髪に向き合うため、「KON式 ケモリカバリーストレート」という施術を行っています。
これは、ケモカールを見たらすぐに真っすぐにするための施術ではありません。
まず現在の髪の状態を確認し、髪への負担が大きいと判断した場合には、すぐにストレート施術を行わず、髪の状態を整えることを優先します。
そして、髪が次の施術を受けられる状態になったと判断できた方に、必要に応じてKON式 ケモリカバリーストレートをご提案します。
マイナスからゼロへ。そしてプラスへ
YASUE TEAMでは、髪の状態を分かりやすく考えるために、施術への負担に耐えにくい状態を「マイナス」、状態が整ってきた段階を「ゼロ」、そして次の施術を検討できる体力がついてきた状態を「プラス」と捉えています。
これは医学的な数値や診断ではなく、YASUE TEAMが髪の状態を説明するための独自の目安です。
髪がまだマイナスの状態だと判断した場合には、まず髪の状態を整えることを優先します。
そして継続して髪を確認し、「プラス」と判断できる状態になってから、KON式 ケモリカバリーストレートを検討します。
大切なのは、真っすぐにすることを急ぐのではなく、髪が次の施術を受けられる順番を守ることです。
ケモカールの縮毛矯正は、いつから検討できる?

YASUE TEAMでは、ケモカールへの縮毛矯正を「伸びてきたから」という理由だけでは判断していません。
トップ・前髪に必要な長さがあること。
そして、髪の体力がプラスの領域まで整っていること。
この2つを確認したうえで、はじめて施術を検討します。
まだその時期ではない場合は、無理に伸ばすことよりも、髪を守り、回復させ、育てていくことを優先します。
一般的な縮毛矯正との違い
KON式 ケモリカバリーストレートで大切にしているのは、「クセを伸ばすこと」だけを目的にしないことです。
抗がん剤治療後に生えてきた髪は、一人ひとり状態が異なります。
そのためYASUE TEAMでは、ケモカールだからといって、すぐに同じ方法・同じ強さでストレート施術を行うことはありません。
まず現在の髪を確認し、
今、施術してよい状態なのか。
もう少し髪の状態を整えた方がよいのか。
そこから判断します。
そして施術が可能だと判断した場合にも、髪の状態に合わせてできる限り負担を抑えながら、扱いやすい髪を目指します。
KON式 ケモリカバリーストレートが目指しているのは、ただ真っすぐな髪をつくることではありません。
その方が再び、自分の髪で生活できるようになるための選択肢の一つです。
すべての方に施術できるわけではありません
KON式 ケモリカバリーストレートは、すべてのケモカールの方に行う施術ではありません。
抗がん剤治療後の髪は、一人ひとり状態が異なります。
髪の強さ、長さ、ダメージの状態、これまでに行ってきた施術などを確認したうえで、今その髪がストレート施術を受けられる状態なのかを判断します。
髪への負担が大きいと判断した場合には、すぐに施術を行わず、まず髪の状態を整えることをご提案します。
「今は施術しない」という判断も、髪を守るために必要な選択肢の一つです。
YASUE TEAMでは、無理に施術を進めることよりも、その方の髪にとって今何が必要なのかを優先して考えています。
このような方はご相談ください
KON式 ケモリカバリーストレートは、現在の髪の状態を確認したうえで施術の可否を判断します。
次のようなお悩みがある方は、まずご相談ください。
- 抗がん剤治療後に生えてきた髪の強いうねりや縮れに悩んでいる
- ケモカールによって髪がまとまりにくい
- 髪は生えてきたのに、ウィッグを外すことが難しい
- 縮毛矯正をしたいけれど、今の髪に施術してよいのか不安
- 他の美容室で施術を断られた
- 自分の髪で生活できるようになりたい
大切なのは、「ストレートにしたいから、すぐ施術する」ことではありません。
まず今の髪を確認し、できること、まだ行わない方がよいことを一緒に考えます。
YASUE TEAMがこの技術をつくった理由
私たちが長年向き合ってきたのは、
「治療は終わった。髪も生えてきた。それなのに自分の髪で生活できない。」
という悩みでした。
強いケモカールによって髪型をつくることが難しく、医療用ウィッグを外せない方もいらっしゃいます。
しかし、ただ真っすぐにすればいいとは考えていません。
治療後の髪だからこそ、まず今の髪の状態を見極め、必要であれば状態を整え、その先にストレートという選択肢を考える。
その積み重ねから生まれたのが、KON式 ケモリカバリーストレートです。
私たちが目指しているのは、ストレートヘアをつくることだけではありません。
もう一度、自分の髪で生活できるようになること。
そのための一つの選択肢として、この技術を届けていきたいと考えています。
ウィッグ卒業を急がなくても大丈夫です
治療後、「できるだけ早くウィッグを外したい」というご相談も多くいただきます。
そのお気持ちを大切にしながら、髪の長さ、ケモカールの状態、白髪、希望されるヘアスタイルなどを一緒に確認し、その方に合ったウィッグ卒業のタイミングを考えていきます。
大切なのは、誰かと比べることではありません。
ご自身の髪の状態に合わせて、一歩ずつ進んでいくことです。
15年以上、抗がん剤治療後の髪と向き合ってきました
YASUE TEAMは北海道・小樽で、15年以上にわたり抗がん剤治療後の髪のお悩みと向き合ってきました。
私たちが目指しているのは、髪を一時的にまっすぐ、美しく見せることだけではありません。
髪への負担に配慮しながら、その先の毎日まで考えること。
髪の回復を通して、もう一度安心して鏡を見られる毎日へ。
それがYASUE TEAMの願いです。
ケモカール・ウィッグ卒業でお悩みの方へ
「今の髪に縮毛矯正はできますか?」
「ウィッグを卒業できる状態でしょうか?」
「遠方なので、まず髪を見てもらいたい」
そんなご相談だけでも構いません。
現在の髪の状態が分かる写真をLINEでお送りいただければ、ご来店前に無料でご相談いただけます。
▶ 抗がん剤治療後のヘアケア・医療用ロケットトリートメントについて詳しく見る
※美容室で行う施術は医療行為ではありません。診断・治療を目的とするものではなく、施術の可否や仕上がりには髪の状態によって個人差があります。治療中・治療直後などでご不安がある場合は、主治医の判断を優先してください。

